元NHKの松本氏のジャニーズ会見釈明が墓穴を掘り、300年に1度の奇跡の男になってしまう

ジャニーズの10/2会見の指名NGリスト疑惑ですが、元NHKの松本氏の釈明が墓穴を掘ってしまいましたね。

prtimes.jp

 

「リストは手元にあったけど使っていない」と言い切ってしまいましたが、実際に指名された最初の4名のうち3名が指名候補リストにいたので、確率を計算すると10万分の1、つまり300年に1度の確率を引き当てた奇跡の男になりました。(※後述)

 

これ、もし「最初の数名はリストを見てしまったが、その後は公平に当てました」と言っていたら、実際に指名された5人目以降を見ると、指名候補リストにいても当たっていない人もいるし、NGリストにいても当たっている人もいるので、最初の数名は公平ではなかったけど、残り20数名は公平に当てた、と言えました。

mayuhke.com

 

しかし「リストは手元にあったけど使っていない」と言い切ってしまったことで、リストが手元にあるのにそれを使わず、でもリストと偶然一致していたので300年に1度の奇跡を起こした、とむしろ全く信憑性がない、誰も信じない釈明になってしまいました。

 

そして、この松本氏の釈明が信憑性が欠けることにより、逆にリストを使っていました、と客観的に判断せざるを得ないことになったので、ジャニーズの会見は改めて公平ではないことの証明になってしまいました。よって、やり直し会見も不可避でしょう、少なくともやり直し会見をしない限り、スポンサーはジャニーズ事務所を支持することはないでしょう。

 

松本氏の釈明は、ジャニーズ事務所などと相談した上で、事務所のNGリストへの釈明とも整合性を取って発表したはずですが、恐らくジャニーズ事務所にも西村あさひ法律事務所にもPR会社(FTIコンサルティング)にも、算数に強い人が誰もいなかったのでしょう...。

 

こんなことを書くと、松本氏もしれっと釈明を修正をして「混乱していました。やっぱり最初の数名はリストを見てしまっていた気がします」と週明けに訂正してくるかもしれませんが。ジャニーズ事務所のNGリストへの釈明も、しれっとサイレント修正された前科がありますので。

 

(※) 300年に1度の奇跡

最初に指名された4人のうち3人(1,2,4番目)が「指名候補リスト8人」にいたようです。記者会見に出席した300人の中から、指名候補リスト8人のうち3人が1,2,4番目で選ばれる確率を計算すると、(8/300) x (7/299) x (292/298) x (6/297) = 約0.001%、つまり10万分の1の確率。もし、1日1回記者会見が行われるとすると、300年 x 365日 = 約10万日なので、300年に1度の偶然を、たまたま私達は見ていたことになります。